◆はじめに
工人舎のSH8KP12Aのハードディスクを120GBから250GBのものに交換します。モニタひんじ部分のカバーの取り外しに苦戦している方が多いようですが、簡単に外せる方法も紹介します。
ハードディスク交換作業は改造行為となり、メーカ保証を受けることができなくなります。この点を了解の上で作業を行ってください。本改造作業によって生じたいかなる損害に関して当方は一切の責任を負いません。各自の責任において作業を行ってください。
交換するにあたり選んだハードディスクはWestern Digital製のWD2500BEVEという製品です。最近は2.5インチHDDもSATAに移行しており、IDEではこの製品が最も大容量となっています。購入価格は8,000円程度でした。そのうち品薄になってしまうと思われますので、ハードディスクの交換を考えている方は早めに購入された方がよいと思います。
◆準備
作業を円滑に行うためにも最低限の工具は揃えてください。100円ショップで売られている精密ドライバーのセットだけで済まそうとは考えないでください。数百円の出費なので一本購入されることをお勧めします。
必要な工具:
精密ドライバー(+):VESSEL 610 P.00-75(400円くらい)
精密ドライバー(−):100円ショップの安物でよい(先端の幅2mmのもの)
小皿:外したネジをいれておくため
ピンセット
◆作業
1.バッテリーを外す
当たり前ですが、最初にはずしておきましょう。
2.モニタひんじ部カバーの取り外し
写真1のようにモニタを立てて90度回転した状態にします。

この状態で写真2のように先端がマイナスの精密ドライバーを水平に差し込みます。先端が2mmほど入ると部品の爪に当たってそれ以上差し込めなくなります。

ここでドライバーを内側(左側)に少しひねります。そうするとひんじカバーの端が1mmほど浮きますので、指先で軽く持ち上げます。
パッチと音がしたら爪が外れますので手を離します。写真3のような状態になればOKです。(ドライバーをひねった時にひんじカバーだけなくTOPカバー全体がもりあがった場合はドライバーの差し込み方が悪いので、いったんドライバーを抜いて差し込み直してください。)

ひんじカバーの左側も同様にして爪を外してください。両側の爪が外れたらモニタをさらに90度回転します。写真4の状態でひんじカバーをピンセットでつまんで手前に引けば部品が取り外しできます。

ひんじカバーを外すと写真5のようになります。

3.背面のネジ外し
ここからはひたすらネジを外す作業が続きます。ネジを外すドライバーにはVESSEL 610 P.00-75を使います。ネジ頭を潰してしまうと悲惨なことになるのでちゃんとしたものを使いましょう。
本体をひっくり返します。写真6の丸印のついた箇所のネジを外します。一部のネジはゴム足に隠れているので、ゴム足を外す必要があります。

4.トップカバーとキーボードの取り外し
背面のネジが外せたら本体を写真7の状態にしてTOPカバーを外します。TOPカバーを外すと無線LANモジュールとスピーカが露出します。丸印のネジを外してキーボードを外します。

モニタ側から手前に持ち上げるようにします。キーボードは両面テープで固定されているので持ち上げるとき少し力を入れるとよいです。写真8のようにキーボードは本体中央部でキーボードから延びるFPCケーブルによって基板と接続しています。

板上のコネクタの白い部分を垂直に立てるとFPCケーブルが外れ、本体とキーボードを分離することができます。

5.中板の取り外しとハードディスクの交換
ここまでくれば、あと少しです。キーボード下の中板のネジを外します。

トラックパッドの下あたりに写真11のようなコネクタがありますので、中板を少し浮かせた状態でケーブルを外します。

中板を取り外して、液晶モニタをずらすとハードディスクが見えます。奥のネジと、IDEコネクタを外すとハードディスクが取り出せます。

新しいハードディスクに交換した後の写真です。

上記の手順を逆にしてカバーを閉めていきます。最後にひんじカバーを嵌めるときは液晶モニタを180度回転させると作業しやすいです。

おしまい